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各部署のご案内

 

医療療養病棟:2病棟

当病棟では、26床の患者さんが入院療養をされています。急性期治療の後、継続した医療度の高い患者さんを対象に入院治療を行っていく病棟です。医療療養病棟と呼ばれ、24時間継続した点滴治療の必要な方や吸引が常に必要な方など医療区分2~3の患者さんが対象となります。

2病棟には看護師・准看護師13名、介護士9名、合計22名のスタッフが患者さんの安全を一番に考え細やかな対応に心がけています。患者さんは日常生活自立度が低く、すべてのことに解除が必要な方が殆どで、会話も撮りにくい方が多いため、スタッフから声をかけて日々の変化を見逃さず、患者さんに対するケアを実践しております。医師、セラピスト、管理栄養士、患者さん、そのご家族と協同できるようカンファレンスを行い、できるだけ患者さんやご家族の希望に寄り添えるケアの提供をしたいと考えております。

 
 

患者さんが安心して毎日を送れるための取り組み

第一に褥瘡を作らないことを目標にしています。 患者さんの状態により、入浴を行い、入浴できないときは清拭、洗髪、足浴等を行います。また毎朝洗面、手浴を継続しています。常に皮膚状態を観察し、脆弱な皮膚に傷を作らないようにスタッフ同士が確認し優しく対応しています。体位変換を時間ごとに実施し、個別に枕を工夫して皮膚が密着しないようにポジショニングしています。褥瘡患者には回診が実施され、治癒過程の評価を行い、チームで考え、早く治癒するようにそれぞれの専門職でカンファレンスが行われ早く治癒するための努力は惜しまず実施します。
 
第二に誤嚥性肺炎を予防することを目標にしています。歯科衛生士さんから、患者さんの口の中の観察、プラークを除去する技術指導を受けた介護士や看護師、セラピストの多職種が連携し、口腔ケアの実施/技術向上に取り組んでいます。